禁煙外来の効果は?費用・治療内容のまとめ

今回は禁煙外来に効果はあるのか?オススメの治療法、ということで禁煙外来とその内容と治療法についての流れをまとめたいと思います。

 

まず基本的な知識なのですが、禁煙外来に行くことでの禁煙の成功率について書いてみたいと思います。

よくアナウンスされている禁煙外来の成功率は50パーセントと言われています。

実際、国に医療費を負担してもらって税金を使ってのこの成功率だと少し物足りない気もしてきますが、禁煙外来の失敗例として一番多いのが、禁煙外来のトータル5回ある受診機会が面倒になって病院に来なくなってしまう事と、禁煙補助薬を飲むことを止めてしまうという二つの理由で失敗の50パーセントがほとんどだそうです。

 

受診中にタバコを吸ってしまって後ろめたくなることがその理由と言われていますが、実は禁煙外来には途中でタバコを吸ってはいけないというルールは存在しません。

吸いたくなったら吸ってもいいのです。

 

禁煙外来を受診していく中で、タバコの煙自体が体に害のあるものと認識できて、不快なものだと思えるところまで行くことができるのが本来の趣旨ですので、自らタバコを吸いたくなくなるという治療法なのですね。

ちなみに、禁煙外来は保険の適用が可能かどうかの診断がまず最初にあって、そこからの治療開始になりますので、もし保険の適用ができないようなら実費で禁煙補助薬を購入するか、自力での禁煙を余儀なくされますので一応記述しておきます。

 

1.まずニコチン依存度のチェック項目があります。

2.次にタバコを辞めることに対する真剣さを問われ、その旨一筆書かされます。

3.最後に1日の平均喫煙本数×喫煙年数=200を超えているかどうかの計算を経て、晴れて禁煙外来がスタートします。

 

ここから実際に禁煙外来の治療の流れをまとめていきますが、近年の禁煙外来はチャンピックスという禁煙補助薬の処方を受けた治療が主流ですので、おすすめとしてこのチャンピックスという飲み薬での治療の流れを記述していこうと思います。

1.禁煙外来の始まりはタバコに関するヒアリングから

禁煙外来が始まると、まず最初に看護師にこれまでの自分の喫煙遍歴を洗いざらい喋ることから始まります。

 

一日の中で生活をしていてどの時間帯、どのシチュエーションでタバコが吸いたくなるか?

またはその本数は?どんな時にどの銘柄のタバコが吸いたくなるのか?またその時の気持ちは?

 

などなど、そう言った基本的なタバコと自分の関係性を伝えた後に、呼気一酸化炭素濃度測定が行われます。

そして、一般的な禁煙のススメの冊子を使った簡単な座学もします。

正直、こんなもので禁煙できたら苦労しないよ、といった感情を押し殺しながらの治療がスタートします。

2.次は吸気一酸化炭素濃度測定

今度は少し大掛かりな機会を使っていかに自分の吐く息の中に一酸化炭素が含まれているかを数字で知らしめられる検査をします。

吸気一酸化炭素濃度測定の具体的なやり方は、まず15秒息を止めさせられて機械につながっている管にその息を吹き込むという簡単な検査方法です。

 

数値としては、0-7が一般的なひとの呼吸中の一酸化炭素濃度。

8-14が一日10本くらいのスモーカーの濃度。

15-24が一日一箱が常習のスモーカーの濃度。

25-34がそれ以上のチェーンスモーカーの濃度。

35以上ですと、その場にいる医療関係者を感嘆させるほどのキングスモーカーだそうです。

3.一酸化炭素濃度の数値をもとに医師とのカウンセリング

基本的に今までの生活習慣を医師目線で的確に叱られながらのカウンセリングになります。

ここでその個人個人にあった禁煙方法を進められるのですが、今回は一番効果の出やすい現在の禁煙方法として主流でおすすめのチャンピックスの処方ということで進めていきたいと思います。

 

ここで、処方されるチャンピックスの簡単な説明を受けて、それと同時に禁煙外来専用の禁煙手帳を手渡されます。

この禁煙手帳の毎日の記入と、チャンピックスの服用が禁煙外来のカギであり肝になりますので、ここは気合いを入れて続けていきましょう。

ちなみにこの禁煙手帳の中身なのですが、基本的にはその日の自分の体重とその日喫煙したタバコの詳細と本数を記入していくものです。

4.その後、禁煙宣言書にサインを記入する

先述した禁煙外来に伴って、一筆書かされるというやつですね。

わたし、〇〇〇〇は(自分のフルネーム)今回、ニコチン依存症であることを認識し、禁煙による効果を十分に理解した上で〜〜、、、というような内容です。

そこで、◯月◯日までに禁煙することを誓います、となるわけです。

 

単純な自己啓発の儀式なのですが、書面がきっちりとしているので、保険と税金を使って禁煙するんだなぁ、と少しプレッシャーを感じる瞬間でもありますので効果はあるのかもしれません。

5.チャンピックスの服用

そして、朝晩2錠ずつのチャンピックスの服用がスタートします。

簡単に言うと、このチャンピックスという薬はタバコが美味しくなくなる薬です。

 

結構なヘビースモーカーでも、1ヶ月もチャンピックスを服用するとタバコがまずくて仕方なくなるそうです。

海外では副作用なども問題視されていますが、基本的に弊害としては二日酔いのような感覚が続いてしまうというようなものです。

 

そのためひどい患者さんだと、酔い止めの処方も同時にされるようなので、チャンピックスを飲んでみて副作用がきついようなら、我慢せずにチャンピックスと相性のいい酔い止めの処方も合わせて医師に相談してみましょう。

ちなみにこのチャンピックスの処方にかかる代金と、ここまでの診療代は保険が適用になりますので、3ヶ月の禁煙外来が全て完了して総額20000円ほどに収まります。

しかし、その後喫煙が再開してしまって改めて禁煙外来を受診してチャンピックスを処方してもらおうとすると、禁煙外来での保険の適用は年に1回しか認められていませんので、実費分かかってしまいます。

 

そういった事情もありますので、是非3ヶ月の禁煙外来、チャンピックスの処方によって禁煙の成功を成し遂げて欲しいと思います。

まとめ

ここまで禁煙外来に効果はあるのか?オススメの治療法、ということで記述してきましたが参考になりましたでしょうか?

禁煙外来の成功の鍵はとにかく、禁煙手帳をこまめに記入することチャンピックスの服用を途中で止めないこと決められた通院日にちゃんと病院に行くこと、が重要になります。

これさえ守れば、禁煙外来の受診中に喫煙をしてもいいことになっています。

 

しかし、ちゃんとチャンピックスを決められたように服用していれば、自ずと自分からタバコから距離を置いてしまうはずです。

このタバコと自然に距離を置けるようになる、というのがチャンピックスが禁煙外来の処方で選ばれている一番の理由だと思います。

しかし先述したように人によってはつらい副作用が起こってしまうのも事実ではありますので、医師と相談をしながら無理のないように禁煙外来を受診しましょう。

 

そしてタバコをやめることによって得られる様々な利点を思い浮かべながら、日々禁煙の努力を前向きにしていきましょう。

もし診療中にタバコを吸ってしまっても、必要以上に自分を責める必要はありません。

その旨、きちんと禁煙手帳に記入して、医師監修のもと個人にあった解決策を探していくことが禁煙外来が治療と呼ばれる所以なのですから。

 

今回は長文になってしまいましたが、禁煙外来を考えられている方の参考になってくれれば嬉しいです。

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