初めに知っておきたいテクニカルMODとメカニカルMODの違い

電子タバコを使うようになるとよく耳にするテクニカル MODとメカニカルMOD。割と区別がつかないってビギナーの方が多いと思います。私も最初はどういう違いがあるのか分かりませんでした。

そこでこの記事ではメカニカルMODとテクニカルMODがどういったものなのか、両者の違いなどについて、徹底的に解説していきます。

テクニカルMODとは(初心者向き)

テクニカルMODは、バッテリーを入れるMOD(チューブ、ボックス)に電子制御機能が付いています。

制御基板がボルテージやワット、温度の管理などをすることができ、高機能なものが多いです。

例えるならば、テクニカルMODはいろいろな働きを持った頭脳がついたMODのようなものといえますね。

電圧、電力の管理ができるのは、二つのメリットがあります。

二つのメリット
1.電圧、電力を調節することにより、ミストの量、厚みなどを自分好みに調節できます。

2. アトマイザーは抵抗値の違いにより、それぞれ推奨電圧があるので、テクニカルMODではベストの電圧、電力に設定ができます。

そして一般的なテクニカルMODには液晶ディスプレイがついており、上記のような機能(電圧、電力、温度など)を管理するのに必要な情報がディスプレイに表示されます。

高機能モデルになると、タッチパネルになっており操作がディスプレイでできてしまう、スマホのようなテクニカルMODも発売されています。

そのような高機能モデルでは、電圧や温度などを自動で調節してくれるような自動調節機能が搭載されているものもあります。細かい調整のために操作するのが面倒と感じるユーザーでも、簡単に使えることができます。

ほとんどの製品に安全回路が付いているので回路がショートした時は出力せず安全性に優れています。初心者の人が最初に使用すべきは、テクニカルMODの方になるでしょう。

テクニカルMODの特徴
・電子制御機能
・安全回路がついている
・電圧、電力、温度の管理ができる
・液晶ディスプレイつきが多い
・基板の故障で使用不可に
・安全面を考えると初心者向き

メカニカルMODとは(中上級者向き)

メカニカルMODの特徴

メカニカルMODは、リチウムイオン電池を入れるバッテリーケース(チューブMOD)にただパフボタンがついたシンプルなものです。パフボタン以外にボタンはありません。
テクニカルMODと違い、制御基板がついておらず、電子制御機能がありません。

電子制御機能がないので、バッテリー回路がショートしても出力する機器が多いこともあり、事故に繋がる危険性をはらんでいます。

テクニカルMODのように電圧や電力を調節することはできません。

パフボタンを押すことにより、アトマイザーとバッテリー、ボタンとバッテリーがつながり電気回路が生まれます。

オームの法則を理解していないと、メカニカルMODを理解すことは難しいでしょう。

オームの法則とは、電気回路の電圧・電流・抵抗の関係についての法則です。 回路を流れる電流の強さは、加えた電圧に比例します。

アトマイザー(蒸気の煙を出す器具)なら、ほとんど何でも扱えます。必ず、自分が装着するバッテリーの最大出力を理解した上で使用しないといけません。使用するのに数式を使って計算しないといけないので初心者の方には向いていません。

メカニカルMODの良い点として、シンプルで制御基板がないので、故障の心配がほぼないことです。基板がないということは機械的な故障がありません。

物理的な故障(潰したり、砕いたり)がない限り、ずっと使い続けることができるわけですね。

この2つの違いを簡単に言うならば、テクニカルMODは初心者が扱うのに適したバッテリー、メカニカルMODは中上級者が扱うバッテリーという事になります。
メカニカルMODの特徴
・制御基板がない
・安全回路がない
・電圧、電力、温度の管理ができない
・液晶ディスプレイがない
・故障に強く、長持ちする
・必要な知識がなく使用するのは危険

メカニカルMODのデメリット

メカニカルMODは上記のような特徴があるので、特有のデメリットや危険性があります。それらを下記に箇条書きでまとめてみました。

メカニカルMODのデメリット
・連続通電カットオフ機能がない
・コイルとリキッドを焦がしやすい
・アトマイザーの抵抗値を読めない
・ボタンロック機能がないものがある
・テクニカルMODにはある安全機能が一切ないものが多い。
・バッテリーの定格出力とコイルの下限抵抗値の理解なしでは危険

連続通電カットオフ機能は、パフボタンを押し続けると、10秒で通電をカットオフしてくれる機能です。テクニカルMODでは当たり前の機能ですが、メカニカルMODにはそのような機能がありません。

気づかずポケットの中などでパフボタンが押されていた時などに、この連続通電カットオフ機能がなければ加熱がされバッテリーが暴発する可能性があります。

MODを使用しない場合は、電池を抜き、電池は必ず電池ケースに収納するようにしましょう。

リチウムイオン電池をむき出しのままカバンやポケットに入れるのは絶対にしないでください。電池の両極に金属が触れてしまうとセル内部で短絡して、着火してしまうこともあります。

メディアなどで電子タバコの暴発のニュースなどが取り上げられますが、VAPEの暴発のニュースはこのようなケースが多いでしょう。

メカニカルMODのメリット

それでは次にメカニカルMODに特有の危険性がありながらも使用するメリットはなんなのかみていきましょう。

メカニカルMODのメリット
・ MODの作りがシンプルで、分解やメンテナンスがしやすい
・シンプルな作りだから壊れにくい
・基板がなく、シンプルでスマートな外観
・ファームウェアのアップデートなど心配する必要なし
・複雑な設定など必要なし
・立ち上がりが早い
・ハンドメイドの個性的なMODが多い

メカニカルMODには制御基板がなく作りがシンプルなので、簡単に分解することができ、細かいメンテナンスもしっかりとできます。

丁寧にメンテナンスをしていけば、長い期間使用し続けることができます。テクニカルMODの故障で一番多いのは基板が壊れてしまうことです。メカニカルMODにはその基板がないので、故障する確率がかなり低いわけですね。

テクニカルMODも千差万別ですが、ごつい見た目でゴツゴツした雰囲気のMODが比較的多いです。割と機械っぽいルックスですかね。

それに対してメカニカルMODは基板がないぶん、見た目がシンプルで機械的な印象があまりないと思います。どちらかというとアンティークの時計のような感じに近いかと思います。

テクニカルMODでは、パソコンやスマホと同じようにファームウェアのアップデートが必要になります。メカニカルMODにはそもそも基板がないので、当然ファームウェアはありませんね。

メカニカルMODには液晶などはありませんが、複雑なメニュー操作や設定も存在しません。パフボタンを押すだけという、いたってシンプルな操作性を好むユーザーは多いと思います。

テクニカルMODとメカニカルMOD、どっちを選ぶべき?

ここまで読んできた方はわかると思いますが、メカニカルMODに関してはオームの法則を理解し、抵抗値、電流の仕組みをしっかり理解していなければおすすめできません。

リチウムイオン電池の取り扱い、電流の仕組み、オームの法則などを理解した上で、メカニカルMODを使うようにしましょう。

このようなことを理解していない初心者であれば、まずは必ずテクニカルMODを選びましょう。

テクニカルMODを使用しながらVAPE全般の知識をつけ、メカニカルMODに必要な知識をつけてからメカニカルへの道へと進むようにしてください。安全第一に楽しいVAPE生活を送りましょうね。

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